スキーロッジの開業ブログ

長野にスキーロッジの開業をしたいと思ってからのブログ。ペンションやゲストハウス、小さなホテルを始めたい方の参考になれば幸いです。

物件探しを始める前に予算の確認

ロッジをオープンするにはいくらかかるものなのか、ちょっとずつ具体的に考えてみます。

 

3、40年前はペンションブーム

3、40年前はペンションブームだったようで、たくさんの方が脱サラして開業し、その方たちがちょうど今、60から70代くらいになって、そろそろ引退を考えられていると私は思っています。
ペンションの立地は山や川、温泉地の近くが多く、後継者に困っているというニュースは今までにもよくありました。
 
引退のためにペンションを売るということは、少なからずそこで生活していけたということなので、購入の際もひとつの安心材料になります。
 
スキーロッジは当たり前ですがスキー場の近く、またインバウンド(外国人観光客)向けにするならば、交通の便が良いところでないと難しいので、ある程度絞って物件探したいですね。ですが、スキー場の近くといってもなかなかなもんです。

良い物件は金持ち外国人にすぐ買われ、有名どころになると、歩いて行ける距離なら安くても4000千万はします。そんな大金、放浪の身の私には払えません|д゚) 予算は自己資金のだいたい3倍くらいでしょうか。借り入れをするには自己資金が最低3分の1ほどないと厳しいそうです。あと不動産に言われたことが、1000万円がひとつの区切りのようで、自己資金が少なくても融資が出やすいようです。 

 

ではもう少し細かく。

予算として考えるのが、物件やリノベーションなどの設備費と、ゲストを迎えるまでの運転資金。

設備費

設備費は、物件の購入費に、不動産手数料や保険料、もろもろの諸経費がだいたい物件の10%から15%くらい。

リフォームは自分でするとかなり節約できます。トイレは和式を洋式に変えると一つ30万。フローリングやカーペットも数十万単位でかかりますが、自分でしてしまえば3分の1くらいには節約できると思います。でも水回りや排水は素人には難しいし、電気の配線は資格なしではできないので、予算に合わせて数年かけて行っていくのも一つのテですね。あとは、テレビやカーテン、ベッドカバーの入れ替え、Wi-Fiの整備なんかも地味にかかります。

 

運転資金

運転資金は光熱費、食材費、リネン代など、3か月くらいは最低みておく必要があります。 オープンしたては売り上げが厳しいと思うので余裕を持って予算組みしたいところですね。リースとクリーニングのみと、会社によって違いはありますが、リネン代はシーツが100円、枕カバーが50円くらいかなと思います。

 

もっと貯めておけばよかった~と今さら思う毎日です。

融資についてはまた後ほど詳しく説明します。