スキーロッジの開業ブログ

長野にスキーロッジの開業をしたいと思ってからのブログ。ペンションやゲストハウス、小さなホテルを始めたい方の参考になれば幸いです。

とあるきっかけの白馬でのリゾートバイトから始まった

26で会社を辞め、ワーホリに行き、帰ってきたのが12月。定職を探すにも中途半端な時期で、せっかくワーホリで学んだ英語を使ってアルバイトをしようと、長野県の白馬の小さなホテルで住み込みアルバイトを始めました。それが全ての始まりです。

 

リゾートバイト 

リゾートバイトって若い子たちがわいわい楽しみながらバイトするってイメージでしたが、アルバイト先に選んだ白馬の小さなホテルは20代後半から30代の人たちばかりで、落ち着いた雰囲気でした。そして9割のゲストが外国人。その7割がオーストラリア人でした。

小さいホテルと言えど、一人1泊8千円から9千円、室数が30部屋ほど、満室時には80名くらいのゲストが泊まれる中級クラスの宿です。

 

びっくりしたのが、ゲストの質がいいこと。国民性もあるんでしょうが、みんながみんなすごくフレンドリーで、気さくで、気遣いのできる人たちでした。

 

そんなゲストだからこそ、1シーズンすごく楽しく働くことができ、なんとなく次の年も働きました。そうなるとリピーターが今年も行くけど、いるー?なんて聞いてきたりして、なんやかんやで5年も働くことになりました。

 

 

そんな5年目のシーズンが終わるころにはリピーターとも仲良くなり、こんな仲良くなった人たちを迎え入れれる場所が欲しいなぁと思うようになりました。でもまだばくぜんと、自分の宿があればいいなぁと思っていた程度で、海外をふらふらと放浪し、お金も計画もない私には夢の話でした。

 

本気で考えるようになったキッカケ

それが急に現実に変わるきっかけとなったのが、単に相方がスノーボードにはまったから。

 

海外でスノーボードと言えば、裕福な人がするスポーツで、相方の出身地ニュージーランドでは、チケットも1万円以上するのが普通です。それなのに日本では5千円で安く、雪質も良いと、自分もスキー場で働きたいと言ってきたのです。

 

小さな宿を開業するには家族の協力が必要とよく言われますが、相方の協力を簡単に得ることができ、私の宿開業計画は始まりました。